中日は16日の巨人戦(バンテリン)に0―11で敗れて2カード連続負け越し。今季12度目の零封負けで借金は「16」となった。

 日本球界復帰後、初めてバンテリンドームのマウンドに上がった巨人先発・小笠原慎之介投手(28)を竜党は大ブーイングで迎えた。だが中日打線は小笠原を打ち崩すことができない。1点ビハインドの初回二死一、二塁の場面では石川昂が見逃し三振。3回には先発・柳裕也投手(32)の中前打をきっかけに一死一、三塁のチャンスをつかんだものの3番・細川は空振り三振。サノーが四球を選び二死満塁となった後、5番・石川昂も遊ゴロに倒れて反撃することはできなかった。

 柳は初回一死三塁から中山の二ゴロの間に三走の生還を許したものの失点はこれだけ。2回以降は巨人打線に得点を許さず7回1失点でマウンドを降りた。

 だが8回に橋本、草加、三浦と3人のリリーフ投手がめった打ちにされてこの回だけで10失点。スタンドからはため息がもれ、逆転をあきらめて帰途につく中日ファンの姿が目立った。

 中日は7月19日の巨人戦(東京ドーム)に続いて2試合連続で小笠原に勝ち星をプレゼント。

「1イニングで10点だよね。ちょっと記憶にないんだけども、ドラゴンズファン、そしてこのバンテリンドームに応援に来てくださった人たちに対して申し訳ない。体たらくというとおかしいけれどそういったものにしてしまったことについて申し訳ない」。試合後、井上監督は謝罪の言葉を口にした。