卓球のWTTチャンピオンズ横浜3日目(6日、神奈川・横浜BUNTAI)、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング3位の松島輝空が同13位のアンダース・リンド(デンマーク)を3―0で下し、ベスト8進出を決めた。

 格の違いを見せつける内容だった。第1ゲームを先取して迎えた第2ゲーム。序盤は相手にリードを許しながらも、終盤に追いついて奪取に成功。続く第3ゲームも危なげなく試合を進め、終わってみれば見事なストレート勝ちとなった。

 しかし、本人は「まだまだ自分の中では良いプレーが多くない」と満足していない様子だ。「調子が良くなかったが、我慢して返せた。その中で勝てたのは良かった。今の状態が30パーセントくらいなので、ここから50、60と上げていきたい」と振り返った。

 また、万全でなくても勝てるようになった理由を「もちろんメンタルが安定してきて、苦しい場面でも返せるというのはある。今の100パーセントの実力が、昔と比べたら200パーセントぐらいにレベルが上がってきているので、調子が良くなくても前と比べたら良いという形になっている」と分析した。

 最近はこの試合の第2ゲームのように、ビハインドから巻き返す展開が増えてきたといい「正直苦しい中でも、自分の中で挽回勝ちができると思いながらプレーしている。1球ずつ粘り強く、やることをやろうとした結果、最後に勝つことができている」と手応えを口にした。

 進化を続ける日本のホープはここから本領を発揮する。