2つの夢を追いかける――。愛知・名古屋アジア大会武術太極拳の女子長拳決勝(21日、愛知県武道館)が行われ、久下瑠那が9・700点で6位。伸びしろたっぷりの18歳が本紙の単独取材に将来像を明かした。
自国開催の一戦で「自分は跳躍が得意なので見てほしい」との言葉通り、高さのある技を繰り出した。技に強弱をつけつつ、要所ではスピード感のあるパフォーマンスで観衆を魅了した。試合後には「武術、太極拳が広まって、有名になって、五輪の正式種目になったらうれしい。また一からスタートして、練習を積み重ねていけたら」と思いを口にした。
その久下は競技に取り組みながら、ワタナベエンターテインメントアカデミーに通っている。「カンフーを生かした仕事ができたらいいなと思っていて、アクション女優になりたいと思っている」と説明。テレビで見たアクション女優に憧れ、自身も目指すことに決めた。
ただ、アクション女優への道は狭き門だという。「まず女優さんになることが難しい。女優さんになれても映画とかの作品に出させてもらうまでの道のりも結構長い。下積みみたいな感じで、練習を重ねて、自力でオーディションを受けに行って、そこで受かってやっとって感じ。まずは事務所に入れるように頑張りたい」と決意表明。競技と同様に地道に努力を続けている段階だ。
見据える未来は競技で世界一になって、アクション女優としてもトップに上り詰めること。〝二刀流〟の挑戦はまだ道半ばにすぎない。












