卓球のWTTチャンピオンズ横浜3日目(6日、神奈川・横浜BUNTAI)、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランキング3位の張本美和(木下グループ)が同12位のチェン・イー(中国)を3―2で下し、ベスト8に進出した。

 第1、第2ゲームを立て続けに失った後、張本は攻勢に転じる。ミスはありつつも強気な姿勢を崩さず、第3ゲームを奪取した。接戦の第4ゲームも制して迎えた第5ゲームはバックハンドを軸に相手を崩し、大逆転勝利を収めた。

 大熱戦を終えて「本当に苦しい場面があったが、勝ててうれしい。メンタルの波もあった。1ゲーム目を取られたときは心にくるものもあったが、気持ちを強く持ってできたのが良かった」と笑顔を見せた。

 序盤の苦戦に関しては「今日はラリーのコースを、ここはこうやるっていうのを準備して入った。それがあまりハマってなくて、そのまま行っちゃったのが悪かった」と吐露。それでも第3ゲームからは修正を図ったといい「やりやすいボールを打っていたので、緩急を使ってみたり細かいところで勝負できた。しっかり戦術転換できて良かった」と語った。

 1回戦(5日、同会場)に引き続きフルゲームの試合を制したが、見据える場所はまだまだ先だ。「日本で優勝するのは、他のチャンピオン大会で優勝するのとまたちょっと違う。昨年、兄が優勝してるのを見て格好良いと思ったので、そこだけを目指して頑張りたい」。粘り強さを手にした日本のエースが頂点を取りに行く。