MLBのトレード期限が米東部時間8月3日午後6時(日本時間4日午前7時)に迫る中、ナ・リーグ東地区の単独最下位に沈むメッツが選手の〝大放出〟に踏み切るとみられている。

 チームは25日(同26日)のドジャース戦に3―4で惜敗。43勝62敗と借金は「19」に膨れ上がり、ワイルドカード争いでも12球団中11位と絶望的な状況に陥っている。しかも、この日から主砲のソトが左ふくらはぎの肉離れで負傷者リスト入り。復帰までに少なくとも1か月程度はかかる見込みで、もはや〝上がり目〟も期待できなくなりつつある。

 そして、この日の試合を中継した「FOX」に出演した敏腕記者のケン・ローゼンタール氏が驚きの見通しを示した。「メッツは少なくとも6件のトレードを行う」。放出候補に挙げられたのは今季5勝9敗、防御率5・01ながら21試合に先発しているフレディ・ペラルタ投手(30)をはじめ、先発右腕のクレイ・ホームズ投手(33)、救援のブルックス・レイリー投手(38)、A・J・ミンター投手(32)、ルイス・ロベルト外野手(28)、タイロン・テーラー外野手(32)の6人だ。

 このままいけば、チームはまたしても9月で終戦する。15年総額7億6500万ドル(約1147億円=当時)という天文学的な資金を投入して獲得したソトを戦列に加えても、2年連続でポストシーズンに進めないことになる。当然、ソトだけで勝ち続けることはできず、大幅な血の入れ替えを断行する公算が高いという。

 米メディア「ヘビー」は「今季のメッツがこれほどの不振であることを考えれば、プレーオフに向けて戦力を強化しようとする優勝候補のチームに、メッツが可能な限り多くの選手、特に契約満了間近の選手をトレードに出すことは極めて理にかなっている」と同調し「メッツはこれらの選手と引き換えに有望な若手選手を獲得しようとするだろう」と占った。

 いよいよ〝終戦モード〟が漂うメッツが騒がしくなりそうだ。