バドミントンのジャパン・オープン最終日(19日、東京体育館)、女子シングルス世界ランキング3位の山口茜(29=再春館製薬所)は、決勝で同10位のシンドゥ・プサルラ(インド)に敗れ、準優勝となった。
第1ゲームは、179センチの長身とリーチを生かした相手の猛攻に耐えきれず先取を許す。第2ゲームは7点ビハインドから一時1点差まで迫るなど粘りをみせたものの、自身のミスが重なり1歩及ばず。17―21、17―21のストレート負けを喫した。
試合後、山口は「なかなかロングラリーだと得点まで持っていくのが難しかった。上げたらやられるのが分かっていたので、低い展開でイチかバチかいくしかなくてうまくいかない部分もあった」と悔しさをにじませた。
体力的な消耗も大きかった。山口が決勝までの4試合で計11ゲームを戦い抜いたのに対し、シンドゥは不戦勝もあってわずか6ゲーム。「思った以上に身体にきていて、取り切られることが多かった。守備から攻撃への転換で自分の身体のスピードが上がらなかった」とダメージの蓄積を明かした。
そんな中でも5000人を超える観客の声援を背に、懸命にプレーを続けた。「気持ちがあれば出る一歩や返るショットがある。声かけがあるからこそ、その気持ちになる」と応援の力を口にし、「周りの方が『ここからでもどうにかなる』と信じてくれるなら、自分もそれを信じるしかない。本当に声援やサポートのおかげで決勝にいけたなと思う」と感謝した。
今大会を振り返り「成長につながるプレーは多くなかったが、気持ちの面では焦ったプレーをしないとか、負けを覚悟してからも前を向いてやるとか、日本じゃなくてももっとやれる部分はあるのかなと。緊張に対して何をしていくかというのも、少し感覚をつかめた」と収穫を語った。
2年ぶり5度目の優勝こそ逃したが、確かな手応えを感じている。











