練習時と異なる感覚の〝正体〟とは――。バドミントンのジャパン・オープン第2日(15日、東京体育館)、出場選手から「練習時と比べてシャトルが伸びるし、速くなった」という意見が相次いだ。

 男子シングルスの渡辺航貴(BIPROGY)が「(戦い方の)プランを変更した」と明かせば、女子ダブルスの福島由紀(岐阜Bluvic)は「球が速いと展開も速くなるので、見ているファンの方は面白いと思う」と前向きにとらえた。

 日本勢は13日に同会場で練習を行っていたにもかかわらず起きた変化。運営担当者は「試合前は空調を付けるが、試合中は規則にのっとり空調を切っている」と説明する一方、「要因として考えられるのは、練習時は扉を閉じ切っているのに対し、試合はお客さんの出入りもあってドアを締め切りにできない。外の暖かい空気が入ってくることで変化があるのでは」と分析した。

 元選手の日本バドミントン協会関係者は「観客の人数や時間帯などによっても空気の流れは変わる。1日目の練習、初日、決勝と状況は全然違うので、明日以降も羽根の動きが変わる可能性はある。選手たちは最初の数本で、その日の感覚をつかんでいる」と指摘。変化しうる状況への対応力も勝利のポイントになりそうだ。