F1ベルギー・グランプリ(GP、決勝19日)でアストンマーティンは17日のフリー走行1、2回目とも低迷し、2台ともトップから5秒以上も遅れるなど深刻な状態を露呈した。

 アストンマーティンのランス・ストロール(カナダ)がGP開幕前「今年1番厳しいということはわかっている」と宣言していた通りのふがいない、最悪の結果となったが、専門メディア「F1 OVERSTEER」は「AMR26の効率性の問題を浮き彫りにした。ケメルストレートでGT3よりも遅い速度を記録した」と酷評した。

 この事態にアストンマーティンでチーフ・トラックサイドオフィサーを務めているマイク・クラック氏は「予想通りだ。このコースは全コースの中で最も厳しいものになると思っていた。そして我々は大きく出遅れている。結果を競う意味がないので、我々が何かを成し遂げるとすれば、それは他のドライバーを消耗させるしかない。私は現実主義者だ」とコメントしたという。

 アストンマーティンではハンガリーGP(24日開幕)でエイドリアン・ニューウェイ代表が決断したシャシーのアップデート、オランダGP(8月21日開幕)ではホンダ製パワーユニットの大型アップデートを予定している。ストロールは「我々はマシンの弱点を把握している。ハンガリーでは競争力のあるポジションを獲得できることを願っている」と、今後のマシンの改良に期待していた。