巨人が17日の中日戦(東京ドーム)に4―1の勝利で3連勝。坂本勇人内野手(37)の劇的なサヨナラ3ランで試合を決めた。

 序盤は投手戦の展開で、先発ウィットリーが6回107球を投じて1安打1失点、11奪三振と圧巻の投球。一方の巨人打線も相手先発・大野を前に、6回までわずか1得点とこちらも苦しめられた。

 それでも1―1で迎えた9回二死一、二塁、ベテラン・坂本が中日の4番手・斎藤が投じた3球目、133キロのフォークを完璧にとらえ、打球は左翼席へ一直線。今季2度目のサヨナラ弾を放った坂本は、ナインから手荒い祝福を受けながら笑顔を見せた。

 橋上秀樹監督代行(60)は「やっぱり、ああいう選手が決めるんだなと思いながら見ていました。チームの勝敗を大きく左右するところでしっかり結果を出してくれるっていうのは、本当に心強いですね」とドラマチックな一発を放った坂本を絶賛。さらに「やっぱり集中力と、ここまでやってきたいろんな経験に裏付けられるところはあると思いますね」と勝負強さの要因を分析した。

 今季ここまで巨人相手に3勝1敗の防御率0・29(試合前時点)と快投を連発していた大野の登板日で、黒星を回避してみせた。チームも3連勝と勢いに乗る中で「まずは(同カードで)1勝目を取れましたから、明日勝って、なんとか勝ち越しを決めていければいいなと思います」(橋上監督代行)とカード勝ち越しを誓った。