広島が17日の阪神戦(マツダ)に2―4で敗れ、借金は「13」に膨らんだ。今季初先発のアドゥワ誠は粘りながらも5回3失点で黒星。攻守ともに要所で流れを手放し、首位・阪神との本拠3連戦初戦を落とした。

 昨年9月以来の一軍マウンドは、序盤から走者を背負う苦しい展開。2回は大山への死球、前川の二塁・菊池の失策で無死一、二塁としたが、梅野を左飛、熊谷、才木を連続三振に仕留めて無失点。3回は三者凡退で立て直した。

 4回は佐藤への四球、大山の左前打、前川への死球で無死満塁。梅野の中犠飛で先制点を許したものの、熊谷を一飛、才木を空振り三振に抑え、最少失点で踏みとどまった。しかし、5回一死二塁から森下に初球の直球をとらえられ、バックスクリーン左へ痛恨の2ラン。5回3安打、四球2、死球2の計4四死球、4奪三振で降板した。

 中盤は拙攻が響いた。4回は菊池が左翼フェンス直撃の二塁打で初めて得点圏に走者を進めたが、二死一、三塁から小園が二ゴロ。6回二死一、二塁も坂倉が左邪飛に倒れ、あと一本が出なかった。才木の前に7回まで散発2安打と沈黙した。

7回、阪神・大山の打球を「お見合い」で二塁打にしてしまった広島・大盛(右)とファビアン
7回、阪神・大山の打球を「お見合い」で二塁打にしてしまった広島・大盛(右)とファビアン

 終盤は守備の乱れが痛恨だった。7回一死一塁から大山の左中間への飛球を大盛とファビアンがまさかの〝お見合い〟する形で落球(記録は二塁打)。その後の一死満塁で梅野に中前適時打を浴び、重い4点目を失った。

 それでも8回、代打・秋山の中前打を足場に菊池が左翼席へ3号2ランを放って反撃。しかし、追い上げは及ばず、広島は首位・阪神とのカード初戦を落とした。