北中米W杯決勝トーナメント(T)2回戦(7日=日本時間8日、米国・アトランタ)、アルゼンチンがエジプトに3―2で逆転勝利した。エジプトのゴール取り消しが物議を醸しており、ブラジルでは〝疑惑の判定〟として批判が殺到している。

 1―0の後半13分にエジプトは、FWモハメド・サラー(リバプール)のスルーパスから左サイドのMFジコ(ピラミッズ)が抜け出す見事なカウンターでゴールを奪った。しかし、プレーをかなりさかのぼって反則があったとして、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)が介入した上で、最後はオンフィードレビューによりフランス人のフランソワ・ルテクシエ主審の判断で得点を取り消した。

 最終的に主審がゴールを取り消すことになった判断が波紋を呼んでおり、ブラジル大手紙「Lance!」は「ソーシャルメディア上で、ブラジルのファンは審判の判定に憤慨を表明した。審判はプレー開始直後のファウルを理由にエジプトのゴールを取り消したが、同じ理由でサラーにはペナルティーを与えなかった」と報じた。

 同紙は明らかにアルゼンチン寄りの判定だったとしてファンやサポーターの声を紹介。「アルゼンチンがステージを突破するためのあからさまな仕掛け」「えっ? アルゼンチンのゴールを無効にするのか? エジプトへのPKはどこにいった? なんて露骨な強盗だ!」「またアルゼンチンに有利な強盗だ、いつも優遇されている」「アルゼンチンによるエジプトへの強盗だ、こんなのばかばかしいにもほどがある」などと伝えた。

 ブラジルでは、宿敵アルゼンチン有利の判定として大論争となっているようだ。