広島・坂倉将吾捕手(28)が7日のヤクルト戦(マツダ)で劇的な逆転サヨナラ2ランを放ち、チームを4―3の逆転勝利に導いた。1点を追う9回無死一塁。ヤクルト守護神キハダのフルカウントからの8球目、変化球を振り抜くと、打球は右翼スタンドへ飛び込んだ。坂倉のサヨナラ本塁打は2021年9月7日の中日戦(マツダ)以来、自身2本目。土壇場で4番の一振りが試合をひっくり返した。
広島は2回、先発・岡本が3点を失う苦しい展開。それでも5回、小園、モンテロの連打で無死一、二塁とすると、佐々木の右翼飛で一死一、三塁。石原の三ゴロを石井が後逸する間に1点を返し、さらに約2か月ぶりに一軍復帰した代打・秋山の左犠飛で1点差に迫った。
6回以降は島内、遠藤、高、辻が無失点リレー。6回一死二、三塁のピンチを切り抜けるなど救援陣が踏ん張り、逆転への流れをつないだ。
そして9回。先頭のファビアンが右前打で出塁すると、代走・辰見を一塁に置いて坂倉が打席へ。フルカウントからキハダの変化球をとらえ、右翼スタンドへ運ぶ劇的な逆転サヨナラ2ラン。マツダスタジアムは大歓声に包まれた。
ヒーローインタビューで坂倉は「めちゃくちゃ久々に打ったんで、みんな喜んでくれてる姿を見るのが一番うれしかったです」と笑顔。「今日もモンテロが全力疾走したり、みんなが一生懸命やってる成果だと思います」と仲間をたたえた。
最後は「空席多いんで満席にしてください! また応援よろしくお願いします!」とファンへ呼びかけ、球場をさらに沸かせた。












