ドジャースは6日(日本時間7日)の本拠地でのロッキーズ戦に延長11回の熱戦の末、ラッシングの適時打で8―7でサヨナラ勝ちして、両リーグ60勝一番乗りを果たした。ロバーツ監督はラッシングをたたえた。

 延長11回一死二、三塁でラッシングは5番手の右腕ハーゲットのカウント1―1からの3球目、真ん中低めのボール球のチェンジアップを捉えてゴロで中前に運び、勝負を決めた。

 ロバーツ監督は「彼にとって素晴らしい夜だったね。何とかして結果を出そうという気持ちが前面に出ていたと思う。内容のいい打席が続いていたし、ホームではすでに一度サヨナラも打っている。とにかくボールをフェアゾーンに飛ばして何かを起こそうという強い意志を感じたよ」と褒めた。

 一方、延長10回一死三塁でマッカーシーの一ゴロで本塁に突入したキャリッグとクロスプレー。タッチが一瞬遅く勝ち越し点を許した。直後、キャリッグに何か言われると猛然と反論。両軍ベンチから選手が飛び出し乱闘寸前となった。〝お騒がせ男〟の本領を発揮してしまった。

 この場面については「詳しくは分からないけど、キャリクが独り言のように何か口にして、それがダルトンには自分へ向けられた言葉だと聞こえたようだ。その後、お互いに話をして誤解だったことが分かった。いわゆる大きな行き違いだ」と語った。

 ラッシングはここ1~2週間、大谷との関係を〝不穏〟と報じられるなど米メディアから批判を浴びてきた。報道陣から「攻撃のヒーローになれたことは大きいのでは」との質問も飛んだ。

「そうだね。ただ、批判という意味では、感情面の部分についてはもう整理できていると思う。数週間前のショウヘイとの件もきちんと解決した。それ以外では、彼はずっといい野球をしている。自分の役割をしっかり果たし、配球にも集中しているし、打撃も本当にいい流れに乗っている。すごくうれしいよ」。ロバーツ監督は目を細めた。