サッカーの北中米W杯決勝トーナメント2回戦(6日=日本時間7日、米国・シアトル)でベルギーに1―4で敗れた開催国の米国に対し、スペインの大手紙から皮肉が相次いでいる。
米国のトランプ大統領は同国の主力であるFWフォラリン・バログン(モナコ)がベルギー戦で出場停止になったこと受け、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長と電話で会談。処分見直しを求め、結果的にベルギー戦への出場が可能になった。
しかし、フタを開けてみると米国の大敗で幕切れ。「マルカ」は「「トランプでさえ避けられない運命は避けられない」との見出しを立てた上で「ベルギーはバログンを巡る騒動を怒りに変え、見事なパフォーマンスを見せた。レッドデビルズはアメリカを圧倒した。彼らは自らの手で勝利をつかんだ。W杯におけるベルギーのこれまでの最高のパフォーマンスだ。そして彼らはさらにすばらしいプレーを見せるだろう」と報じた。
「アス」は「W杯は何の異議申し立てもなく、追加の訴訟もなく、そして米国が世界タイトルを獲得する可能性が全くないまま、予定通り開催される。トランプ大統領からの電話一本で、ベルギー戦で起きたことを変えることはできない」と指摘。さらに「トランプ大統領は明日からベルギービールに100%の輸入関税を課すことを検討しているだろう」とつづった。
「スポルト」は「サッカーの試合はピッチ上で勝敗が決まる。トランプ大統領や(FIFAの)ジャンニ・インファンティノ会長の政治的介入でさえ、ボールにはかなわない。おそらく、バログン事件全体が、ベルギーにとって理想的なモチベーションとなったのだろう」と分析。トランプ大統領の行動には、スペインメディアも飽きれているようだ。












