元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が6日、関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」に出演し、中国が原子力潜水艦から発射した弾道ミサイルについて言及した。

 この日の午後1時(日本時間)ごろ、中国軍は原子力潜水艦から太平洋に向けて戦略ミサイル1発を発射したと発表。午前11時半ごろ、北京の日本大使館に対し、中国の国防部からミサイル発射の通知があったという。それを受けて日本政府は、中国の軍事活動が活発化していることに深刻な懸念を伝達。日本上空を通過するなど、日本の安全を脅かすことのないよう、再考を求めた。日本政府は防衛省が「警戒監視に万全を期す」としている。

 中国との外交関係が冷え込む中での中国軍による軍事活動に橋下氏は「これまで高市首相、それから自民党維新は、中国に対しとにかく強気発言をやってきて、それで国内の支持を集めてきたところがある。ここで弱腰になるのか、中国相手に威勢よく言うのか。本当に日本がそんな国力があるのか。注目ですね」と持論を展開した。

 今回の中国軍の行動の意図については「中国はこれだけの軍事力を持ってるぞというのを日本に示したんでしょ。『日本は口ばかり威勢のいいことばかり言うけど、おまえらどうなんだ』というのが中国の意図なんじゃないですか」と指摘。

 その上で「日本はまだまだ力が足りない。今、威勢のいいことばかり言うんじゃなくて、日本も力をまず持つということをやるべきだと思いますよ」と提案した。

 日本政府の対応についても「やれることは『遺憾の意』を示すことしかできない。抗議するしかできないんじゃないですか」。

 続けて「日本は中距離ミサイルなどの議論をしていくべき。それが整備される前に口ばかり威勢のいいことを言う自民党と維新の政治には僕は反対ですね」と苦言を呈した。