パドレスがついに連敗地獄に歯止めをかけた。5日(日本時間6日)に敵地ロサンゼルスで行われたドジャース戦を5―2で振り切り、9連敗を阻止した。

 勝利を決定づけたのは、チームリーダーのひと振りだった。7回にタティスの適時打でリードを2点に広げ、なおも一死一、二塁の場面でマニー・マチャド内野手(34)が中越えへ豪快な3ラン。1点差でどちらに流れが傾くか分からなかった中で一気に突き放し、同地区の首位を独走する王者に一矢報いた。

 6月27日(同28日)のドジャース戦から連敗の沼にハマり、カブス戦も負け続け、再び巡ってきたドジャースとの4連戦も最悪の負け方で転落した。初戦は6点リードをひっくり返され、第2戦は試合終盤の逆転満塁本塁打で沈められた。そして、前日の3戦目は打線が沈黙し、4安打の零封負け。何かにつけてわざわざダメージが残る敗戦を重ね、この日は初回からスタメン監督ら首脳陣2人が退場処分を食らう波乱の幕開けから白星を手にした。

 何をやってもうまくいかなかった長すぎる8連敗の日々を振り返り、マチャドは「これが野球ってやつさ…。素晴らしいスポーツだ。でも、こんなことをやっているなんて俺たちみんなバカだよ」と「MLB公式サイト」などに思いを吐露した。

 かつて所属したドジャースには誰よりも闘争心を燃やし、古巣のファンからは毎打席、大ブーイングを浴びせられる。連敗は止められたもののドジャースは14ゲーム差のはるか前方を走り、姿をとらえることも難しい状況だ。

 それでもマチャドは「ここ最近はタフだった。自分たちで悪い状況をつくってしまった。でも、まだ試合はたくさん残っているし、最高の瞬間はこれからだと信じている」と逆襲宣言。〝暴れん坊〟らしい独特な言い回しも戻ってきただけに、大差をつけているドジャースにとっても再び不気味な存在となりそうだ。