巨人は3日の中日戦(バンテリン)に0―1で完封負け。相手先発の大野雄大投手(37)に8回2安打無失点と封じ込まれ、打線は最後まで攻略の糸口をつかめなかった。

 ベテラン左腕には今季4試合、計31イニングで3敗を喫するなど、これまで以上に苦戦が続いている。橋上秀樹監督代行(60)も「対左に対して少しずつ改善してきてるところが見えつつはあるんですけども、対大野投手に対しては、今日もだいぶ課題が残る内容ではありましたね」と渋い表情で語った。

 打線は、6月に低調だったダルベックに代え、試合前時点で大野に対して打率4割2分9厘と相性の良いキャベッジを4番に起用。さらに、前回対戦(6月20日、東京ドーム)で本塁打を放っていた浅野を8番で先発起用するなど打順を組み替えて臨んだが、攻略には至らなかった。

 橋上監督代行は「いろんな球の質とか角度とか、変化への対応だったりとかね。難しいのはいくつかあるんですけども」と〝大野アレルギー〟を発症した原因を探りつつ「ただ、絶対的なスピードがあって、能力的に難しいっていうピッチャーではないわけですから、ちょっとした備えで結果はずいぶん変わると思います」とにらんでいる。

「備えの部分も、次回は選手任せというよりは徹底して、こちらの方からチーム単位でやっていければいいなというふうには思いますけどね」とコーチ、スタッフらも総力で苦手克服へ知恵を絞る。