新日本プロレス真夏の祭典「G1クライマックス」(11日、米シカゴで開幕)で初優勝を狙う上村優也(31)が、団体の〝新しい顔〟となる。
3年連続3度目の出場となる上村だが、Bブロックにエントリーされたメンバーの中で、唯一タイトル歴がない(注・2024年のKOPWは年内最後の保持者が覇者と認められる変則タイトル)。「よくG1出れたなって…。でも、焦っても仕方ないので。僕は僕の道でG1を取るし、IWGPを取りたいと思います」と腕をぶす。
同期の辻陽太がIWGPヘビー級王座、タッグパートナーだった海野翔太がIWGP GLOBALヘビー級王座と同世代の選手が次々と勲章を手に入れた。「負けてられないという気持ちはもちろんあります。でも、何も取ったことのない僕にしか見せられない光景があると思うんです」と対抗心を燃やした。
新日本は6月30日から親会社が代わり、テレビ朝日の連結子会社となった。ブシロード体制となった2012年のG1ではオカダ・カズチカ(現AEW)が初優勝し、トップ選手としての地位を確固たるものにした。上村も新体制初年度のG1で一躍ブレークを果たすつもりだ。「体制が変わってのG1クライマックス、すごく意味があると思うんですよ。ニュースタンダードなストロングスタイルを見せた上で優勝するのが、僕の今回のG1のテーマです」と力強く言い切った。
新時代に突入している団体だが、メディアや広告案件では今も今年1月4日東京ドーム大会で引退した棚橋弘至社長が中心に露出している現状がある。「それは変えたいですね。ずっとこのままだと良くはないというか。分かりますよ。先方としては棚橋弘至は知名度もあるし、使いやすいと思うんです。だから早くそこに代わる現役選手が出てこないといけないと思うんです」。
この夏、セルリアンブルーのリングに新しい太陽が昇る。













