レッドソックスのウィルソン・コントレラス内野手(34)が29日(日本時間30日)、本拠地ナショナルズ戦で2試合連続の退場処分を受け、精神面の不安定ぶりがあらわとなっている。

 4回に見逃し三振に倒れた後、相手投手のカバリから「座っとけ、坊や」と言われたことに「俺に言ってんのか?」と激高。両軍が入り乱れる大乱闘に発展し、ヘルメットを投げつけたコントレラスらに退場を言い渡された。スイング判定に不満を示して退場となった前日28日(同29日)に続くまさかの宣告となったが、グラウンドから離れた後も感情の高ぶりを抑え切れなかったようだ。

 退場からほどなくしてコントレラスはインスタグラムにアクセス。三振から始まる乱闘動画に「ウィルソン・コントレラスは弱虫だ。私は筋金入りのレッドソックスファンだ」と書き込まれた投稿に、自身のアカウントから「フェンウェイ・パークで会おう」と本拠地球場で決闘を申し込むかのように応戦した。

 コントレラスの母国・ベネズエラは大地震に見舞われ、甚大な被害を受けている。前日に退場となる前の初回の第1打席では特大の3ランを放ち、バットを豪快に上空へ放り投げて「ベネズエラ!」と絶叫。「MLB公式サイト」によると、ダイヤモンドを一周してベンチに戻った後「数分間泣き続け、コーチやチームメートに慰められた」という。同時に、その際のバット投げが大乱闘への〝伏線〟となったとの米報道もあり、3ランを浴びた元巨人のマイコラスはこの日の乱闘で退場処分となっている。

 コントレラスは同サイトに「(ベネズエラへの)思いが消えることはない」「ベストを尽くすことが自分の仕事。それは頭の中ではっきりしている。とはいえ、やはり母国だから胸が痛む」と複雑な胸中を告白。さまざまな思いを抱えながらグラウンドに立っている。