激震続きのメッツは29日(日本時間30日)、敵地トロントでのブルージェイズ戦に1―2で敗れ、7連敗を止めた後に2連敗を喫した。
監督交代の荒療治も特効薬には至らない。カブスとのダブルヘッダーを含む4連戦(23~25日=同24~26日)に全敗したメッツはメンドーサ監督を解任。育成部門の本部長だったグリーン氏を監督代行に就任させたが、新体制に変わっても1勝3敗で通算35敗50敗となり、ナ・リーグ東地区の単独最下位に沈んだままだ。
この日は初回から歯車が狂った。「2番・左翼」で先発出場したフアン・ソト外野手(27)は、相手の先頭打者・スプリンガーが放った打球を前進しながら捕球しようと試みた。ところが、ボールはグラブの手前でバウンドし、そのまま誰もいない左翼フェンス際まで転々。中堅手のユーイングがバックアップに入ったが、今度は拾い上げたボールをファンブル…。ソトから始まったミスが負の連鎖を招く格好となり、2人がバタバタしている間にスプリンガーにダイヤモンドを一周されて先制のホームを踏まれた。
記録上はランニングホームランとはならず、三塁打とユーイングの失策となり、ソトは〝無傷〟となったが、打球処理の判断から失点に結びついたことは事実。地元の有力紙「ニューヨーク・ポスト」(電子版)は「先週、1試合で6つの失策を犯し、監督を解任したメッツにとって、事態がこれ以上悪くなるはずがないと思われたが、彼らはまた新たな恥をかく方法を見つけてしまったようだ」と酷評した。
今月はあと1試合を残すが、9勝17敗とすでに大幅な負け越しが決定。ワイルドカード争いも最下位のロッキーズに次ぐ11位で好転の兆しは見えてこない。












