巨人の橋上秀樹監督代行(60)は30日のヤクルト戦(弘前)で〝同門対決〟に臨む。

 5月末に監督代行に就任して以降、同カードが初めてのヤクルト戦となる橋上監督代行。首位争いを繰り広げるヤクルトを率いるは、現役時代からの盟友・池山監督だ。

 橋上監督代行は1983年のドラフト3位、池山監督は同2位でヤクルトに入団。寮生時代には互いに隣の部屋で生活を共にし「戸田の寮から夜どっかに遊びに行くのにも、(関西出身の池山監督は)あんまり土地勘がなかったんで。一緒に出掛けることは結構ありましたね。よく一緒に遊んでました」(橋上監督代行)とのこと。

 互いに現役を退き指導者となってからも、楽天時代には野村監督のもとでコーチとして肩を並べ再び共闘するなど、切っても切り離せない縁で結ばれている2人。そんな両者が指揮官として首位攻防戦の直接対決を行うということもあり、橋上監督代行も「珍しいですよね。ドラフト同期で、2位と3位ですから。今まで多分なかったんだろうな」と驚きを隠せない。

 旧知の仲である敵将を橋上監督代行は「天真爛漫でしょ。いい言い方をすれば(笑い)」とイジりながらも「知り尽くしているようでわからない部分もいっぱいあると思う。一軍の監督になって今年が初めてじゃないですか。だからまだ(監督としての)彼の本質の部分は分からないと思いますね」と率直な胸の内も明かした。

 首位・巨人と2位タイ・ヤクルトとのゲーム差は0・5とその差はほとんどない。激しい首位争いの行方にも注目が集まる中、一軍を舞台にした両指揮官の「初対決」も大きな話題となりそうだ。