巨人は28日のDeNA戦(横浜)を2―1で振り切り、3試合連続の雨天中止を挟んで2連勝を飾った。
首位をキープした立役者の一人は先発の井上で、7回まで106球を投げて2安打無失点。打線からの援護点が多くなかった中でもチームで単独トップとなる6勝目を挙げた。橋上秀樹監督代行(60)は「(1週間で)今日で2試合目でしたけど、2勝0敗と貯金ができる週になりましたんで、そこはよかったと思います」と安堵感をにじませた。
今月は30日のヤクルト戦(弘前)を残し、10勝5敗2分けですでに月間勝ち越しが決定。6月の勝ち越しは2023年以来、3シーズンぶりだ。中でも交流戦でセ・リーグ唯一の勝ち越し(10勝6敗2分け)を決められたことが大きい。
ここまで白星を重ねられるようになった要因は何か。チーム内では「上位打線の固定化」が好影響をもたらしていると受け止められている。チームスタッフの一人は「浦田と松本を固定したことで、盗塁数が各段に上がった。足で(得点を)稼ぐことができたのはかなり大きい」と分析した。
今季のオーダーは流動的な状態から始まり、1番打者にはキャベッジや佐々木、平山、泉口、丸、現在は二軍調整中の吉川などさまざまなメンバーが起用された。2番も同様で首脳陣は試行錯誤を繰り返しながら〝最適解〟を模索し続けてきた。
だが、今月からは「1番・浦田」「2番・松本」でほぼ固定。月間13盗塁、リーグトップタイの49盗塁と機動力も生かせる攻撃の形が好循環を生んでいるようだ。セは巨人を筆頭に2位の阪神とヤクルトが0・5ゲーム差にひしめく大混戦。打力に走力も絡めて抜け出せるか――。












