巨人は26日に予定されていたDeNA戦(横浜)が雨天中止。24日の広島戦(マツダ)も同様に雨天中止となったため、これで2試合連続で悪天候に振り回される形となった。

 台風等の影響により、この日は他球場でも雨天中止が続出。シーズン終盤での過密日程の可能性も予想されるだけに、橋上秀樹監督代行(60)も「しょうがないですよね。どこも中止になってますけど、大丈夫かな? 本当に日程消化できるのかな」と不安げな様子。なお、この日に先発予定だった竹丸は翌27日の同カードへのスライドが決まったが、その27日も悪天候が見込まれるだけに、さらなるローテ変更を余儀なくされそうだ。

 なかなか試合が消化できずにもどかしい日々が続く巨人だが、現在は阪神と並んでリーグ首位をキープ。7―3で勝利した23日の広島戦(マツダ)は9安打7得点と打線にも勢いが出てきた。

 選手の成長もさることながら、コーチ陣の成長も大きな要因となっていそうだ。攻撃の核を握るコーチ陣はウィーラー&李承燁両外国人コーチが固めているが、この2人にも確かな変化が出ている。開幕序盤は試合中のベンチ内で通訳を介して監督らと意思疎通を図る場面が主だったものの、直近の試合では日本人コーチらと日本語でコミュニケーションを取るシーンが多数見られた。

 その背景について橋上監督代行は「(自分は)スコアラーと打撃コーチの間のつなぎ目としてうまくやらなきゃいけない。外国人指導者はスコアラーを介して打撃についてどうこう話す、というのは習慣的にあまりないので」と説明した上で「カタコトの日本語は通じるので。ややこしいことに関してはもちろん通訳を介しますけど、事前に話をした対策で試合に入っているので、そういった話はゲーム中でもします。100%とは言いませんけど、最初のころに比べると(意思疎通が)できるようになってきたと感じますね」と手応えを明かした。

 言語の壁を乗り越え、ワンチームとなっている首脳陣。課題としていた打線に活気が出てきた裏には、ベンチでの確かな変化があったようだ。