北中米W杯の開催国メキシコで大きな話題となっている非公式マスコット、アヒルのマーリンが大人気となっており、メキシコの人気司会者が60万ペソ(約552万円)で買収しようとしたが、飼い主が手放さなかった。メキシコ紙エル・ヘラルドが27日、報じた。
露天商を営むカルラ・イベット・ゴメスさんが飼うアヒルのマーリンは開幕戦(対南アフリカ、2―0)でメキシコのユニホームを着て歩く姿が話題となり、メキシコ市のアンバサダーにも就任。その後、面会したシェインバウム大統領の手をくちばしでつついたことから「大統領を攻撃した」と報じられるなど大きな注目を集めている。メキシコメディアは、マーリンのことを「メキシコ代表の非公式マスコット」と伝えている。
何気ない日常の様子だけで、人々はマーリンを追いかけ、写真を撮ったり動画を撮影したりと、まるで人気芸能人のような扱いを受けている。
さらに最近では、メキシコの人気司会者でコンテンツクリエーターのポンチョ・デ・ニグリスが、マーリンに大きな商業的価値があると見抜き、マーリンを買い取るためにゴメスさんへ60万ペソの購入オファーを出したことで大きな話題となった。
しかし、メキシコのSNSでは「マーリンと人々との絆ではなく、動物を利用してカネもうけを考えているだけだ」と厳しい批判を浴びた。
ゴメスさんらは先日、芸能リポーターのエリサ・ベリスタインのユーチューブ番組「ベリスタイム」にマーリンとともに出演し、「マーリンは売り物ではありません。ペットをお金と引き換えに手放すことなど、一度も考えたことはないです。この子はここにいます。私の赤ちゃんなんです。もちろん、売ることは絶対にしません」と断言した。












