北中米W杯1次リーグF組最終戦(米国・ダラス)で日本はスウェーデンと1―1で引き分けたが、エルサルバドルのイバン・バートン主審による不可解判定が波紋を広げている。スウェーデン側もあることに激怒したというのだが、実際は…。
バートン主審を巡っては、前半からスウェーデン寄りの判定が多かったとSNS上などで議論を呼んでおり、特にMF中村敬斗(スタッド・ランス)の短いソックスに対してクレームをつけたタイミングの是非を巡って批判が出ている。
英メディア「リーズプレス」は「リーズのスター選手とスウェーデン代表のチームメート数名は、日本との試合におけるイバン・バートン主審の判定に激怒していた」と報じた。スウェーデン代表イレブンが問題視したのは、今大会から導入されたハイドレーション・ブレイク(飲水タイム)を巡る動きだ。
「選手たちは暑さに対処するため、前後半それぞれ1回ずつ休憩を取り、水分補給できる。しかしチームメートのイサク・ヒエンがケガの対処をしている際にスウェーデンの選手たちが水を飲みに行くと『水分補給のための休憩を取っているのだから、水を飲まないように』と指示した。そして、この指示は何度か繰り返された。スウェーデンの選手たちは、審判が水分補給を禁じたことに憤慨し(ガブリエル)グドムンドソンは試合後、バートン審判を非難した」。つまりスウェーデンの選手たちは飲水タイム意外でも水分補給しようとしたが、それをバートン主審から禁じられて激怒したというのだ。
スウェーデンメディア「エクスプレッセン」は選手たちの怒りのコメントを報道。MFベンヤミン・ニュグレン(セルティック)は「何が起こったのか分からないし、何も理解できなかった。彼が何を言いたかったのかも分からない」、グズムンドソンも「正直、何も理解できなかった。うちの選手が倒れていて、少し補充できるのは明らかだったのに」と不満をあらわに。エースFWビクトル・ギェケレス(アーセナル)に至っては審判と何度か口論になったそうで「水を飲むことさえ許されなかった。時間が限られていると分かっているのに、どうしてそんなことをするのか理解できない」と怒りを見せた。
だが、これは〝逆ギレ〟だった。同メディアは「規則には何と書いてあるか」とした上で「選手は決められた給水休憩時間以外には、水を飲むことが許されないと書いてあります。負傷による休憩の場合、選手は控え選手のベンチがあるテクニカルゾーンに入ることは許されません。これは試合中に戦術的な指示が出されることを防ぐためです」と禁止事項として明記されていると強調した。
スウェーデン選手の多くが新ルールを理解できていなかったわけだが、FWアレクサンデル・イサク(リバプール)は「それは彼らが私たちに伝えてきたルールの一つ。選手が負傷したときは、水分補給のための休憩を取ったり、戦術会議をしたりすることは許されないんです」と把握していたという。
判定への批判が続出しているバートン主審だが、この件に関しては正しい判断だったようだ。












