サッカー北中米W杯で韓国の1次リーグ敗退が決まり、韓国の政界からも批判の声が上がっている。

 1次リーグK組最終戦(27日=日本時間28日、米国・アトランタ)でコンゴがウズベキスタンに2―1で勝利し、決勝トーナメント(T)進出が決定。今大会は3位でも計12チームのうち上位8チームに入れば1次リーグを突破できたが、A組3位の韓国はコンゴ戦の結果により9番手となり、決勝Tを前に姿を消すことになった。

 地元紙「ソウル経済日報」は「韓国代表(ホン・ミョンボ監督)が北中米W杯のグループリーグで敗退したことを受け、韓国政界からも国内サッカー界の改革が必要だとの声が上がった」と伝えた。

 韓国民主党のソン・ヨンギル議員は27日、自身のSNSで「韓国サッカー最大の敵は大韓サッカー協会(KFA)だ」と厳しく批判。ソン議員は「今回のW杯を見ている間、ため息をつくしかなかった。今回の結果は、すでに2014年ブラジル大会の頃から予見されていた惨事だった」と語ったという。

 さらにソン議員は、監督選考のプロセスにも問題があったと指摘。「ホン・ミョンボ監督本人も、選任過程の正当性が損なわれていたことを事実上認めている」とした上で「しかし、さらに大きな問題は、問題意識すら持っていないことだ。手続きも責任も反省もない大韓サッカー協会に、韓国サッカーの未来を期待することは難しい」と批判した。

 まさかの1次リーグ敗退を巡り、隣国では波紋が広がっている。