フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のルイス・エンリケ監督が日本代表GK鈴木彩艶(23)の処遇について憤慨していると、地元メディア「FOOT01」が報じた。

 新シーズンの開幕を告げる欧州スーパーカップ(12日=日本時間13日)で欧州チャンピオンズリーグ(CL)王者のPSGは欧州リーグ(EL)覇者のアストンビラ(イングランド)に2―1で勝利。連覇を果たした一方で、クラブはイタリア1部パルマから移籍金3500万ユーロ(約64億円)で鈴木の獲得に合意し、そのままユベントス(イタリア)にレンタルに出す方針を固めている。

 こうした動きについて同メディアは「PSGが(GKリュカ)シュバリエを残留させることにルイス・エンリケ監督が憤慨している」とし「クラブは、鈴木をユベントスにレンタルさせる計画を立てている。しかしルイス・エンリケ監督は、この動きを好んでいない。むしろシュバリエの放出を促している」と、クラブの方針に納得していないという。

 PSGの守護神はロシア代表GKマトベイ・サフォノフが務めており、鈴木がチームに残ることになっても2番手となるが、ルイス・エンリケ監督はシュバリエより日本人GKを高く評価しているとも言える。それでも同メディアは「鈴木はユベントスにレンタル移籍する可能性が高い」と指摘するように、現時点でクラブ方針が優先される見込みという。

 今後、鈴木はユベントス入りに向けて交渉を行う予定だが、どんな最終決断を下すのか。