サッカーアルゼンチン代表の絶対的エース・FWリオネル・メッシ(インテル・マイアミ)の存在感には、自国メディアも太鼓判を押している。

 1次リーグJ組第3戦 アルゼンチン―ヨルダン戦(27日=日本時間28日、米国・ダラス)では後半15分から途中出場。FKを直接決めてW杯通算得点数を19に伸ばした。チームも3―1で快勝し、最高の形で決勝トーナメントに挑む。

 同国紙「ラ・ナシオン」は「前回王者である彼らはW杯を通して着実に成長を遂げてきた。アルジェリア戦では慎重なスタートを切って、試合が複雑化する中でメッシの魔法のようなプレーに頼らざるを得なかった。オーストリア戦では、より堅実な守備を見せるも、攻撃面では再び精彩を欠き、再びスター選手の活躍が必要となった」と指摘。この日のヨルダン戦は「非常に良いスタートを切ったものの、その後ペースを落とした。ただ、メッシの投入によって雰囲気が一変し、チームとファンが一体となって大歓声を上げた」と報じた。

 今大会は連覇を狙っており、全勝でのJ組1位通過は既定路線だった。「アルゼンチンは任務を全うした。対戦相手が判明して以来、決勝トーナメントに有利な立場で進出することが目標だった。残りの試合は、原則として有利に見える。ラウンド32でカーボベルデが待ち構え、ラウンド16ではオーストラリア対エジプトの勝者と対戦。準々決勝では、コロンビア、ガーナ、スイス、あるいは再びアルジェリアと対戦する可能性がある。アルゼンチンはやるべきことをやり遂げた。いよいよ新たな局面が始まる」と高評価を下した。

 負けたら終わりの一発勝負の戦いを前に、メッシを中心としたアルゼンチンが調子を上げている。