東京女子7月18日の東京・後楽園ホール大会でプリンセス・オブ・プリンセス王者・荒井優希に挑戦する山下実優(31)が〝蹴殺〟での返り咲きを誓った。

 山下と荒井は27日、両国大会のメインで行われた8人タッグの前哨戦に出場。中盤に相対すると、山下は荒井のビッグブーツ捕まえてエルボーをズバリ放つ。これに応じた荒井からもヒジを返されると、激しい打ち合いで観客を沸かせた。その後、読み合いを制してペースをつかんだ山下は、ラリアートやリターンクラッシュ(三角蹴り)でダメージを与えた。

荒井優希(左)に強烈なミドルを入れる山下実優
荒井優希(左)に強烈なミドルを入れる山下実優

 だがその後、荒井のサソリ固めに捕まり悶絶。ハイキックで応戦するも、フルネルソンバスターから再びサソリ固めで絞めあげられた。

 試合は自軍の中島翔子が辰巳リカに勝利したが、王者からは「これが今の荒井優希です。ベルトを持った王者の荒井優希です。どう見えていますか?」と問いかけられる。これに山下は「分かってるよ。痛えな! ちくしょー。強いよ!」と吐き捨てた。

荒井優希(上)の「足殺し」サソリ固めに苦しんだ山下実優
荒井優希(上)の「足殺し」サソリ固めに苦しんだ山下実優

 その後「自分的にはサソリをやられて動けなくなってたんで…。確かに強かった」と防衛を重ねた経験で強くなった荒井の成長を認める。それでも「悔しい部分もありますけど、私の答えは変わらず、私が絶対に勝つ。蹴り倒しますよ」と弱気は一切なし。7月4日の新木場大会で最後の前哨戦が予定されているだけに「新木場は必ず取ります」と闘志をみなぎらせた。

 一方の荒井は「今までの前哨戦の中では一番手応えと言いますか、強い荒井を見せられたかなと。山下さんがどう思ったかは分からないけど、少し前に進めた気はしていて」と強気だ。決戦に向けて「過去最高の荒井で7・18に向かいたいと思っています。残りの時間も山下さんのことだけをいっぱい考えて、しっかり対策だって頑張りたいと思います」と力を込めるのだった。