〝元環境少女〟でスウェーデンの気候変動活動家グレタ・トゥーンベリさん(23)は、英国など欧州が熱波に襲われる中、「これは始まりに過ぎない」と警告した。英紙メトロが先日、報じた。
熱波についてグレタさんはメトロ紙に対し、「これは何十年も前から専門家たちが警告してきたことだ。私たちは、気候危機が遠い未来の脅威ではなく、今まさに起きている問題だと知っている。そして、その原因を最も作り出していない人々が、最も大きな被害を受けているのだ。残念ながら、これは始まりに過ぎない」と話した。
西欧一帯の高温は、西ヨーロッパ上空に居座る「ヒートドーム」が原因となっている。ヒートドームとは、高気圧が一か所に停滞し、その下に暖かい空気を閉じ込める現象だ。科学者たちは、人為的な気候変動がこの現象をさらに強力にし、より頻繁かつ激しいものにしていると指摘している。
グレタさんは2018年、気候変動対策の不十分さに抗議する世界的運動「フライデーズ・フォー・フューチャー」の象徴的存在となった。
グレタさんは「最も憂慮すべきことは、私たちが次々と気温記録を塗り替え、生物圏全体を予測モデルよりもはるかに速いペースで不安定化させていることだけではない。こうした事態が、本来あるべき〝人類存亡の危機〟としてメディアや政治で扱われていないことだ。気候危機に対する英国の責任はどれほど強調してもしすぎることはない。それにもかかわらず、指導者たちはまるで明日が存在しないかのように行動し続けている」と指摘した。
そして、グレタさんは、英国の指導者たちについて「頭を完全に砂の中に埋め、ポケットは汚れたカネで満たされている」と非難した。












