米カリフォルニア州のキャンプ場の〝ぼっとん便所〟に落としたサングラスを拾おうとした男性が、誤って中に転落し、救助される騒ぎがあった。米メディア「ユア・セントラル・バレー・ドットコム」が23日、報じた。

 シエラネバダ山脈のふもとにある「キャンプ・エジソン」で、閉鎖空間での救助が必要との通報があり、20日午後2時半前に救急隊員らが出動した。

 現場に到着した救助隊は、男性が落としたサングラスを取ろうとしているうちに、簡易トイレの中へ転落していたことを確認した。トイレは水を使わない非水洗式で、便座の下は強力な消臭・分解用の化学薬品が入っている貯留槽となっている。

 フレズノ郡保安官事務所のクリス・タラス巡査部長によると、男性は救出されるまで約10~15分間、トイレの中にいたという。

 タラス氏は「男性は化学薬品を貯蔵するタンク部分に転落したとのことでした。警察官、キャンプ・エジソンの職員、消防隊員が出動し、安全に救出した後、除染作業を実施しました。彼は無事です」と話した。

 男性は尿や便、さらに化学薬品にさらされていたが、重傷を負ったとは報告しておらず、カリフォルニア州消防局によってホースで洗浄され、除染作業が行われた後、自力で帰宅することができたという。サングラスが回収されたかどうかは明らかになっていない。

 この〝事件〟を受け、保安官事務所はフェイスブックに「安全上の注意として、トイレのタンク内に手を伸ばして物を取ろうとしないようにしてください。もし物を落としてしまった場合は、紛失したものと考えるべきです。また、携帯電話や財布、宝石類などの貴重品は、トイレの穴に近づく前にしっかり固定するか、あらかじめ身につけないことを推奨します」と投稿した。