ヘンリー王子とウィリアム皇太子の〝雪解け〟は父チャールズ国王をもってしても難しいようだ。米ニュースサイト「ページ・シックス」が22日、報じた

「現段階でヘンリーとウィリアムの和解について結論を出すのはほぼ不可能だと思います」と、王室コメンテーターのアマンダ・マッタ氏は語った。ポッドキャスト番組「オフ・ウィズ・ゼア・ヘッドラインズ」の共同司会者である同氏は、兄弟の関係は王室の中でも「最も緊張している」と説明した。

 さらにマッタ氏は「ウィリアムは最近、強さとリーダーシップをアピールしようとしており、その結果、アンドリュー・マウントバッテン・ウィンザー(元アンドルー王子)や、今回のヘンリーの帰国の可能性といった感情的にデリケートな問題に対する国王の対応に反対しており、記者会見が頻繁に行われている」と指摘した。

 王室担当記者のエミリー・ナッシュ氏もこの意見に同意し、兄弟が今回の英国訪問中に再会するとは考えていないと語り「今回の訪問で何かが起こるとは全く期待していません。もしそれが大家族の集まりの一部であれば、彼らが同じ場所に同時にいる可能性はあります」と見ているが、対面については懐疑的だ。

「しかし、ウィリアムとヘンリーの関係は非常に険悪な状態にあるため、ヘンリーが英国に戻ってきたからといって、彼らが急いで一緒に時間を過ごそうとするとは思えません」

 同時にナッシュ氏はウィリアム皇太子とヘンリー王子の和解について、チャールズ国王は関与しないだろうと考えている。

 ナッシュ氏は「チャールズ国王は、長い間会っていない息子と過ごす時間に集中しているのだと思います。特に孫たちに会えるので…それが今の彼の最優先事項でしょう」と付け加えた。

 マッタ氏は兄弟が和解するためには、ウィリアム皇太子が「感情的ではなく、現実的に」状況に対処する必要があるとは見ている。

「チャールズ国王のやり方とは正反対ですね。ウィリアムは何年間も頑固にヘンリーの裏切りを許せないと考えてきました」

 ウィリアム皇太子とヘンリー王子が非公式に会談すれば、それは「意思疎通の道が再び開かれる」という明確な兆候となるだろうと、マッタ氏は述べた。

 逆にナッシュ氏はすぐに和解が実現するとは考えていない。「こうしたことは段階的に進めていかなければならない。あの家族はこれまで非常に困難で疎遠な状態だったのだから、一夜にして状況が変わるとは期待できない」と結論づけた。