ドジャースの大谷翔平投手(31)が直近3登板で悩まされているマメについて、通算213勝、154セーブをマークし、米野球殿堂入しているジョン・スモルツ氏が「投手にとっては悪夢」と語った。
サイ・ヤング賞投手で最多勝と最多セーブに輝いているスモルツ氏は21日(日本時間22日)、大谷の熱狂的なファンとしても知られるスポーツ•アナリスト、ベン・バーランダー氏のポッドキャスト番組「フリッピン・ベースボール」に出演。バーランダー氏に、大谷が直近2試合で計7失点を喫したことが右手中指のマメの影響である可能性を聞かれ、「100%影響している」と断言した。
スモルツ氏はまず「マメは投手にとって最悪のものだ」と即答。「投手には指先の感覚が絶対に必要。少しでも熱を持ったマメがあるとボールの回転に影響し、制球にも支障が出る。マメがどこにできるかによっては、他の多くのことも制限されてしまう」と説明し、「投球とは、人々が思っている以上に繊細なものだ」と強調した。
「足の指のマメでさえ投球フォームを変えてしまう。腰の張りもそうだ。すべてが正常な状態でなければならない。それが先発投手に4~5日の登板間隔が必要な理由でもある」と語った。
大谷のマメがある右手中指の内側付近は、スモルツ氏によれば、投手にとって特に重要な部分だという。「マメはたいてい中指の内側にできる。スプリットでもスライダーでも、最後に力が伝わる圧力点なんだ」
同氏は現役時代、その指先を守るために徹底した対策を取っていたことも明かした。「変に聞こえるかもしれないが、私はシーズン中に手を濡らそうともしなかった。皮膚を柔らかくしたくなかったから、風呂に入る時はゴム手袋をしていた」
春季キャンプから時間をかけて作り上げた硬いタコが理想的な状態であり、「それが割れたり、爪が欠けたりすると、投球時の圧力や感覚に大きな影響が出る」と説明。大谷が現在抱える問題の深刻さを、経験者ならではの視点で語った。
大谷の次回登板予定は24日(同25日)の敵地ツインズ戦。医療用皮膚接着剤などで患部を保護しながらプレーを続けているが、パフォーマンス低下は気になるところ。相手打線を圧倒できるのか。注目だ。












