北中米W杯1次リーグE組初戦(14日=日本時間15日、米国・ヒューストン)、ドイツ―キュラソー戦で、オーストラリア出身のサポートビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が〝白人至上主義〟のハンドジェスチャーをしたと物議を醸していた件について、国際サッカー連盟(FIFA)が声明を発表した。
問題となったのは、試合前のスタッフを紹介する際、VARルームに画面が切り替わった際に起こった。後方に立つサポートVARのショーン・エバンス氏が右手を下ろした状態で、そのまま「OKサイン」と見られるポーズを作ったのだ。
英公共放送「BBC」によると、このOKサインは近年、極右団体の間でも使われており、2019年には米国の名誉毀損防止同盟によってヘイトシンボルのリストに加えられている。このエバンス氏の疑惑はSNS上で議論を呼んだ。
一方で、エバンス氏は「不随意の、無意識のピクつき」であったと否定。FIFAは調査を行い、試合の次の日には「FIFA懲戒規定違反の証拠は見つからなかった」と説明した。
さらに同局によると、エバンス氏は「この出来事に関する報道は、私の本質を全く反映していない」と述べ「もちろん、そのジェスチャーがどのように解釈されたかは理解しており、残念に思っている。しかし、私は明確に、そして断固として言いたい。私が意図的または故意に、指摘されたような手のジェスチャーをしたわけではない」と改めて自身の疑惑を否定した。
同氏は21日(同22日)のニュージーランド―エジプト戦で復帰する予定だ。












