欧州サッカー連盟(UEFA)は北中米W杯から〝追放〟されたソマリア人審判のオマル・アルタン氏を欧州スーパーカップの主審に起用すると発表した。
2025年アフリカサッカー連盟(CAF)の男子最優秀審判に選ばれたアルタン氏はW杯に向けて米国に到着するも入国を拒否。送還されると、W杯審判からも外されることになった。米国の厳しい入国規制について「人種差別」と批判の声も出ている中、英メディア「BBC」は米政府筋の話として「テロ組織の容疑者だった」と報じていた。
そんな中、UEFAは11日に欧州チャンピオンズリーグ優勝のパリ・サンジェルマン(フランス)と欧州リーグ制覇のアストンビラ(イングランド)が激突する欧州スーパーカップ(8月、オーストリア・ザルツブルク)の主審に抜てきしたと発表。米国や国際サッカー連盟(FIFA)がアルタン氏を追放とした方針に反発するかのように、アルタン氏に大舞台を任せることになった。
UEFAのアレクサンドル・ツェフリン会長は「アルタン氏は若くしてすでに経験を積んだ優秀な審判」とし「UEFAは敬意を表し、彼はその技術によって名誉ある推薦を受けることになった」と説明した。
この決定に、英メディア「BBC」は「アルタン氏は最大の舞台に立つ代わりにUEFAシーズンの開幕戦で審判を務める機会を得ることになる。欧州人以外で初めて、この試合の審判を務める」とし「UEFAは、マイアミと違ってザルツブルクの保安検査を問題なく通過できると確信している」と伝えていた。












