いきなり波乱の幕開けだ。北中米W杯開幕戦となった1次リーグA組初戦(11日=日本時間12日、メキシコ市)、かつて日本代表を指揮したハビエル・アギーレ監督(67)率いる開催国のメキシコが南アフリカに2―0で快勝した。この試合は、3人の退場者が出る異例の展開となった。

 メキシコは前半9分にFWフリアン・キニョネス(アルカディシア)が大会第1号となるゴールを決めると、後半22分にFWラウル・ヒメネス(フラム)が追加点を挙げて開催国が勝利。アギーレ監督は「W杯を良い形でスタートできたことは最終的に悪いことではない」と語った。

 この試合は大荒れだった。後半4分には南アMFスフェフェロ・シトレ(トンデラ)、39分には同MFテンバ・ズワネ(マメロディ・サンダウンズ)、アディショナルタイムにはメキシコのDFセサル・モンテス(ロコモティフ・モスクワ)と計3人が一発退場。W杯で1試合にレッドカード3枚が出されたのは1998年フランス大会の南ア―デンマーク戦以来約28年ぶりとなった。