ドジャースのダルトン・ラッシング捕手(25)が9日(日本時間10日)、敵地でのパイレーツ戦でまたしても危険な走塁を繰り出してチャンスをつぶした。

 1―2で1点を追う5回の攻撃だった。この回の先頭打者として怪物右腕・スキーンズから四球を選んで出塁。続く9番のフリーランドの当たりは平凡な二ゴロで相手内野陣は「4―6―3」の併殺を狙った。ここで一塁走者のラッシングは二塁ベースではなく、二塁を踏んでアウトにして一塁に転送しようとした遊撃手・トリオロの足元に向かってスライディング。トリオロはバランスを崩して転倒し、セーフのタイミングで駆け抜けていた打者走者のフリーランドにもアウトが宣告された。

 フリーランドの次打者は1番に戻って大谷だったが、二死走者なしで迎えることとなった。「NHK BS」はラッシングの守備妨害と解釈し、解説を務めた小早川毅彦氏は「(スライディングが)明らかにベースに行ってないので(守備妨害を)取られても仕方ないですね。もっと言えばショートがケガしていなかったから(よかった)。ラッシングはこういうところがあるんですよね」と苦言を呈した。

 ラッシングは4月23日(同24日)のジャイアンツ戦でも二塁に激しいスライディングを見せ、足を削られかけたアラエスが「汚いプレーだ」と非難していた。小早川氏は「ラッシングの気持ちは分かりますけど、フリーランドは走力がありますから。ダブルプレーにはおそらく普通に(なっていない)。ショートの邪魔をしなくても(併殺を)取れていなかったと思うんです」と語った。

 正捕手のスミスは首の張りのため先発メンバーから外れている。出場機会も増加しているだけに無用なトラブルは避けたいところだが…。