ヤクルトは7日の日ハム戦(神宮)に1―7で大敗し、今季ワーストの4連敗を喫した。交流戦は4勝7敗1分けで8位に後退し、リーグでも2位につけながら3位の巨人に0・5ゲーム差まで肉薄された。

 先発・奥川は5回7安打6失点(自責3)と乱調。初回一死三塁からレイエスに2ランを浴びて先制されると、5回には守備の乱れやマルティネスの2ランなどで一挙4点を失い、試合を決められた。

 打線も相手先発・北山の前に完投負けとなり、池山隆寛監督(60)は「反省するところは反省しながら、また組み換えをして、何とかいい形で交流戦を終われるように、最後の6連戦頑張っていきたいなと思います」と必死に前を向いた。

 3連敗の悪い流れを断ち切れずに迎えたこの日の試合前、池山監督はナインらを集めて〝決起集会〟を開いた。小さな箱の上に立ち「皆さん、おはようございます。なんとか1点取って勝てるように、よろしくお願いします」と力強く選手たちを鼓舞した。

 その姿はまるで朝礼を行う学校の校長先生かのよう。指揮官自身も「連敗校長先生、2度目です」と笑いを誘い、少しでも和らげようと率先してチームの先頭に立った。この〝儀式〟は今季初めて3連敗を喫した4月24~26日の中日3連戦(バンテリン)後にも実施。すると、次戦となった同28日の阪神戦(神宮)に10―5で大勝。見事に連敗ストップに成功していた。

 本来なら、この日も勝利を挙げて〝池山校長先生〟の不敗神話が継続されるはずだったのだが…。

 チームは9日から交流戦最後の6連戦をオリックス、ソフトバンクのホームで戦う。敵地で重苦しいムードを振り払えるのか。今季から指揮を執る池山監督にとっても、一つの正念場となりそうだ。