高市早苗首相は28日の参議院厚生労働委員会に出席。昨年10月の自民党総裁選などで他候補を中傷する動画をSNSに投稿していたネガキャン動画疑惑について猛反論した。
「週刊文春」は、高市首相の公設第一秘書が動画作成者の男性とオンラインで連絡を取り合って、総裁選や今年2月の衆院選に際して他候補を中傷する動画をSNSで流布していたと報じていた。
高市首相はこれまで、野党側の追及に対して同誌報道を真っ向から否定し続けていた。
この日、立憲民主党の石橋通宏氏から追及を受けた際は「私自身の内閣総理大臣としての信頼にも関わることでございます」と主張。「30年以上、私は衆議院議員を務めてきて、これまで衆議院選挙においても、3回立候補した総裁選においても決して、例えば対立候補を批判したり、人格を否定したりしたことはございません」と改めて語気を強めてキッパリ否定した。
続けて「メッセージのやり取り、動画の拡散について事務所に確認した結果はこれまで説明してまいりました。存在しないこと、確認できないことをいかにして説明するのかというお尋ねですけども、ないものはないと申し上げるほかなくて、存在しないことや確認できないことが私自身が証明できない限り、まるであったかのように印象付けられるというのは、大変、侵害でございます」と不快感を示した。
石橋氏は「記事には(総裁選や衆院選が)終わった直後に消去されていると、証拠を残さないようにするために、これは(記事中)この方が証言されていることが紹介されています。いま、みてもないのは当然なんです。消去されていますから。やり取りをやられているような証拠が出てきたら、総理は答弁をされていますので、その答弁が違うと判明したときの責任を極めて重いと思いますが、責任を取りますか」と追及した。
これに高市首相は「(秘書から)『代議士が決して望まない戦い方、やり方をわたくしどもが、やるはずないでしょう』と、反対に私は怒られましたよ、『信じていないですか』と怒られましたよ。ですから、私は誠実に答弁しております。確認できる限りのことは致しました」と主張した。
最後に石橋氏は「重ねて総理、正面から答弁をされていない。なにか言質を取られないよう答弁を気をつけているようにしか聞こえません。そのことは強く抗議しておきたいと思います」と語った。












