高市早苗首相は26日、参院内閣委員会に出席。立憲民主党の杉尾秀哉議員に、昨年10月の自民党総裁選などの自身の陣営によるネガキャン動画疑惑について厳しい追及を受けた。
これまで高市首相は国会本会議や衆参委員会で自身の陣営が総裁選などをめぐり、ほかの候補者を誹謗中傷する動画を作成して投稿したとする「週刊文春」報道について、野党側から真偽を問われた際に否定を続けている。
杉尾氏はこの日、同誌報道で動画作成した男性が18日配信のインターネット番組で、高市首相の公設第一秘書とオンライン会議でやりとりしたとした発言について「秘書が(動画作成依頼を)否定するならば、この男性か地元の秘書の、どちらかが嘘をついたことになります。総理の説明通りなら、男性が嘘をついていることになりますが、違いますか」と質問した。
「私は面識もないその方に対してですね、その方の名誉を傷つけるようなことは申し上げたくございません」と高市首相は明確に答えられなかった。
次に杉尾氏は高市首相が「私は初当選以来、他候補を非難したり、人格攻撃をしたことはございません」と述べていたことに触れ「自らの哲学に反することを見ず知らずの人にされて、怒らないで、そのままっておかしくないですか」と迫った。
「オンライン会議と言いますけども、私自身、総裁選の期間中、とってもたくさんのオンライン会議をやりました。十数人、20人の方が次から次から出てきて、お名前をおっしゃる方、おっしゃらない方、いろいろありました。一つひとつを覚えているか、明確に覚えているか、オンラインを誰々とやったか、そんな記憶があるわけないじゃないですか」と高市首相は語った。
これに杉尾氏は「聞いていない、聞いていない」と論点ずらしを指摘。「私はそういうことを勝手にされて、なんで怒らないのかと聞いてるのに、なんで全然違うことばっかり答弁するんですか。おかしいでしょう」と強調した。
高市首相は「秘書が勝手にやったことと申し上げているのではなくて、秘書もそのようなことはしていないと申し上げております」と強い口調で説明した。
杉尾氏は「管理責任と説明責任が求められていると思います。この疑惑が事実であれば、なんでもありですよね。民主主義の根幹に関わります。総理辞任どころか、議員辞職にもつながりかねない重大な問題だと思います。逃れようと思っても、逃れられないと申します」と厳しく批判した。












