“リアル二刀流”の衝撃は一夜明けても収まる気配がない。ドジャースの大谷翔平投手(31)は20日(日本時間21日)に敵地パドレス戦に「1番・投手兼DH」で先発し、初回にメジャー史上初の「投手によるプレーボール弾」を放ち、投げては5回無失点で4勝目(2敗)を挙げた。

 MLBネットワークの看板番組「MLBセントラル」では21日(同22日)、元大リーグ投手ジェイク・ピービー氏と、WBC米国代表監督を務めたマーク・デローサ氏は異次元パフォーマンスに脱帽。「調子が悪い日にどう対応するか? 特大弾を打つことだ」と笑うしかなかった。

 同局の「MLBナウ」に出演した元MLB右腕アダム・オッタビーノ氏は「マウンド上での勝負への執念が“100パーセンタイル級”(メジャートップクラス)。今季は投手として大きなことを成し遂げたいという意志を感じる」と指摘。さらに「投球フォームに間を作るなど、自分の投球に新たな層を加えている。正直、打者としての経験もそうした判断に生きていると思う」と評価した。

 米ラジオ番組「97・1 ザ・ファン」では、司会の1人で元NBA選手のデレク・フィッシャー氏が「MVP級の打撃に加えて、サイ・ヤング級の投球を数年続けられたら、本当の意味でGOAT(史上最高)だ」と断言。すると共同司会のコディ・デッカー氏はさらにヒートアップし、「もし大谷がサイ・ヤング賞を受賞したら、GOAT論争は終わりさ! この地球上どころか、どんなユニバースにも、こんな選手が現れるはずがない!」とまくし立てた。

 また、ドジャース専門番組「ドジャー・テリトリー」では、司会のアラナ・リゾ氏が「これでサイ・ヤング賞を取れないなんてあり得ないでしょう」と大興奮。米スポーツ専門局「ESPN」(電子版)は「大谷の『スーパースター』ナイト」と簡潔に表現した。興奮は続く――。