巨人の赤星優志投手(26)が5日のヤクルト戦(東京ドーム)で今季初先発し、5回3安打無失点と快投。阿部慎之助監督(47)も「もちろん次も行ってもらいますし、もう少しでも長く投げてくれれば嬉しいなと思います」と貴重な先発陣の一角として期待を寄せた。
今季はここまでロングリリーフとして9試合に登板してきた赤星が、この日初めて先発マウンドへ。初回は二死一、二塁のピンチも武岡をフォークと直球を低めに集めて見逃し三振。4回には内山の二塁打などで一死一、二塁とされながらも、伊藤を併殺打に打ち取り無失点で切り抜けた。
試合後は、先発初勝利に「まあ、嬉しいです。(変化球が)いいところにいってくれたので良かったなと思います」と言葉少なに喜びを伝えた。
普段から本心をあまり表に出さない右腕だが、ファン対応には丁寧な一面も見せる。キャンプ中には短い空き時間でも列に応じ、端からできるだけ平等に対応する姿勢が印象的だ。一方で、記念撮影を求められると、ポーズを取らずに「証明写真」の構えで無表情を貫く独特のスタイルを見せる。
本人はその理由を「笑うときは笑うんですけど、(笑わないのは)そういうブランディングですね」と説明。〝策士っぷり〟を自ら明らかにした。
確かに、この真顔スタイルは球団SNSでも〝証明写真〟として定着し、ついにはグッズ化まで展開。結果的に本人の言葉通り、ブランディングに成功した格好だ。
同じく鉄仮面と呼ばれるドラフト1位ルーキー竹丸とはまた異なる個性を持つ赤星。今後も〝鉄のガード〟で打者を封じていきそうだ。












