阪神は5日の中日戦(バンテリン)に3―7で敗れ2連敗。4月は6戦全勝とカモにしてきた最下位・中日に今季初のカード負け越しを喫した。2位・ヤクルトが巨人に敗れたため順位に変動はなかったが、セ・リーグはDeNAも含めた上位4チームが3・5ゲーム差内にひしめくことに。5月に入り混セの気配が漂ってきた。
投手王国として名高い阪神だが、春先から負傷離脱者や成績不振者が相次いだことで先発&救援ともに陣容は不安定。ゴールデンウィーク中の9連戦では多くの若手投手を積極的に起用したが、ベンチの期待に応えてくれた選手は少ない。
5日に今季初先発となった早川太貴投手(26)は4回途中を4安打3四球6失点の乱調でKO。初回こそ順調に立ち上がったが、塁上に走者を置いた時の対応に課題を露呈した。前日4日のカード第1戦で先発起用された高卒4年目左腕・門別啓人も5回7安打4四球5失点と炎上。思うように若手が伸びてこない現状に藤川球児監督(45)はもどかしさを募らせる。
「本当にプロらしい練習と取り組みをしていかなければいけない。まだまだアマチュアですね。きのうの門別も含めてね。『プロの野球選手とは?』を問いながら学び続ける姿勢がファームの選手を含めて求められる。そのレベルに達してない」と試合後の指揮官は苦言。「与えられたチャンスではなく自分で掴み取るプロ野球選手になっていく必要がたくさんの選手にはあると思う」と殻を破れない若手たちへ奮起を求めた。
虎の先発陣は村上、才木、大竹、高橋らの屋台骨によって支えられているが、安定してローテを回していくためには、最低でもあと2、3枚の要員が必要。藤川監督も「今はチームをつくりあげる時」と語っているように、試行錯誤の季節は当面続くこととなりそうだ。












