ソフトバンク・中村晃内野手(36)が28日のオリックス戦(京セラ)で殊勲の決勝打を放った。

 1―1の同点で迎えた8回一死一、三塁。代打で登場すると、中堅前にポトリと落ちる技ありの適時打。「点が入れば何でもいいと思った。ランナーが周東だったんで、なんとかバットに当てれば点が入ると思った」と集中力を研ぎ澄ませ、食らいつくように決勝点を叩き出した。

 今季10度目の代打起用で初めて放った安打だった。打線は6回まで相手先発ジェリーに3安打、無得点。7回に今季一軍昇格したばかりの笹川の同点打で試合を振り出しに戻し、19年目のベテランが意地を見せた形だった。

 チームは終盤に得点を重ね、7―1の逆転勝ち。首位を快走するオリックスの本拠地11連勝を止める価値ある勝利だった。