高市政権の発足から半年。連立を組む日本維新の会には政権与党としての振る舞いや責任が求められる中で、池畑浩太朗衆院議員(51)が自身や秘書のやらかしで、1か月で2度も謝罪に追い込まれるお騒がせ議員となっている。
22日、東京五輪の選手村で使用された東京・中央区にある晴海フラッグのマンション内の車寄せに長時間駐車された車を巡って、ネット上で炎上した。車寄せへの駐車は30分までとされており、すぐさまネット上にさらされたが、ダッシュボードには池畑氏の名前とともに衆院の駐車許可証が置かれていたのだ。
「上級国民の免罪符?」「偽造許可証?」と国会議員による長時間駐車がやり玉に挙げられただけでなく、盗難や事件に巻き込まれた可能性も指摘され、管理する防災センターは時間超過の「特別使用料請求の案内」と警告書を貼付するに至った。
晴海フラッグでは、外国人による違法民泊や白タクが横行し、治安が悪化するなど社会問題となっている。住民は〝自警団〟となって、不審車両には目を光らせている最中に国会議員の車がルール違反となれば、大騒ぎとなるのは明白だ。
衆院にも通報が寄せられた中、夕方になって、池畑氏はXに「弊事務所スタッフによるマンション内車寄せへの長時間駐車につきまして、地域の皆様に多大なるご迷惑とご不快な思いをおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます」などと謝罪の言葉を繰り返した。自身の運転手が晴海フラッグへの引っ越し作業で、22日午前2時ごろから同10時過ぎまで駐車していたという。
池畑氏が平身低頭に謝罪したのは、違法民泊問題で住民がナーバスになっているだけでなく、もう一つ理由がある。先月27日に東京・永田町の衆院第1議員会館で、ロシアの関連団体による反ウクライナの集会が開かれたのだが、その部屋を提供したのが池畑氏だった。維新の中司宏幹事長から厳重注意された池畑氏は謝罪したが、その直後の駐車騒動で、もはや申し開きも通用しないワケだ。
池畑氏は兵庫12区が地盤で、2021年の衆院選から3回連続で比例復活している。タレントのピーターこと池畑慎之介とは親戚筋であることを公表しているが、相次ぐ失態でピーターの名前にも泥を塗った。今国会では緊急事態条項の討議で注目を浴びる憲法審査会の委員を務めていて、適否を問われることになりそうだ。












