京都府南丹市で安達結希さん(11)の遺体を遺棄した疑いで逮捕された父親の安達優季容疑者(37)が16日、送検された。

 午後7時、警察車両に乗せられ、送検から戻ってくる優季容疑者の姿をカメラに収めようと50人を超える報道陣が南丹警察署に集まった。車内のカーテンは閉まっており、容疑者の表情は見えなかった。

 父親の逮捕を受けて地元にショックが広がっている。ある地元住民は「今日はいい天気だったから散歩に出たかったけど、テレビの人に、結希くんのことを聞かれて憂鬱な気分になるから外出しづらい。早く元に戻ってほしい」と切実な思いを語り、さらに「(結希さんは)まだ11年しか生きていない。これから中学生、高校生になり、楽しいことつらいことも乗り越えて、大人になるはずだったのに」と語った。

 別の住民は「最初は不思議なことばかり起こるなと思っていたけど、(警察の捜査が進んで、事件の全容が)分かってくると、やっぱりと思った。何があったとしても普通、子供を殺すか!」と憤りを露わにした。

 優季容疑者は結希さんの殺害を認める供述を始めているというが、動機の解明が望まれている。