ヤンキースの〝悪童〟ジャズ・チザム・ジュニア内野手(28)が不振の理由を寒さのせいにして嘲笑されている。10日(日本時間11日)の敵地レイズ戦も3―5と敗れて3連敗。「6番・二塁」で出場したチザムは4タコに終わり、打率は1割7分にまで低下した。

 スロースターターとはいえ、昨年の同時期を下回る状況を報道陣に問われたチザムは「寒い…。それだけだよ」とこぼし、こう続けた。「スイングの感触は最高だ。あの寒い天候の中に入って数イニング立っていると、体が凍り始めるんだ。それを言い訳にするつもりはない。去年も同じことを言った。気温が上がると調子も上がる。そういうことなんです。理由は説明できない。努力していないわけではない。バットの感触が分からないととまともにプレーできない」と米メディア「スポーツイラストレイテッド」などに〝言い訳〟を並べた。

 確かにこの時期のニューヨークはまだ厳しい寒さにさらされている。とはいえ、チームは東地区首位をひた走り、同メディアは「もし寒さのせいというならチザムだけでなく、チーム全体が苦戦していることになる。ライスは3割4分2厘、スタントンは3割2分6厘打っている」と矛盾点を指摘している。

 また「FANSIDED」は「ジャズは10月のニューヨークの天候を知っているのだろうか。ポストシーズンが進むにつれて寒くなる。4月の寒さの中で奮わないのに10月にハイレベルな打撃ができると誰が信じるのか。ヤンキースはチザムがいなくてもポストシーズンにおそらく進出できるだろう」とバッサリ切り捨て、オフの再契約についても「寒さでプレーできないというならヤンキースは再考する必要があるかもしれない」とまで言及している。