巨人・井上温大投手(24)が5日のDeNA戦(東京ドーム)に先発。7回1失点と好投し、今季初登板で初勝利を挙げた。

 井上は昨秋に左ヒジを痛め、春季キャンプは三軍スタート。3月下旬は二軍戦で好投を重ね、ついに一軍復帰のマウンドに立った。「呼ばれた時に、1回でチャンスをつかめるようにっていう気持ちでずっと二軍にいた」と調整期間の思いを語り「後のことは考えずに、一人ひとり全力で、という気持ちで投げていました」と登板を振り返った。

 4回にソロホームランを浴びたものの、7回まで追加点を許さない粘投を見せた左腕。その裏、自身の打席で代打出場した大城が逆転の3ランを放った。「このピッチングで負けがつくのと勝ちがつくのとでは、気持ちの中で大きく違うと去年本当に感じた」と明かし「大城さんが打ってくれて報われたというか、本当にうれしいなと思いました」と感無量の表情で語った。

 阿部慎之助監督は「今日にかけて来てくれたものが伝わりました」とうなずき「これをまた続けてほしい。修正点は必ずあると思うので、しっかり話し合って次につなげてもらえればいいかなと思います」と左腕の次回登板へ期待を込めた。