DeNAを昨季で退団したトレバー・バウアー投手(35)が、米独立リーグ、アトランティック・リーグのロングアイランド・ダックスと契約した。球団が2日(日本時間3日)に発表した。

 球団のマイケル・プファフ社長兼CBOは「彼の才能を披露する機会を提供するとともに、ファンにダックスの野球をかつてないほど身近に感じてもらう機会を提供できることにうれしく思います」と声明。21日(同22日)のシーズン初戦で開幕投手を務める予定とし、バウアーは全試合でマイクを装着し、チームのコンテンツ制作にも役立てるという。

 メジャー全球団が敬遠するサイ・ヤング賞右腕を獲得したダックスは、ニューヨーク市民を標的にした数々の問題発言でMLBから出場停止を食らった悪名高き通算88セーブのジョン・ロッカー氏(51)が在籍したことで知られる。同リーグをステップにMLBへ巣立つ選手もおり、メジャー復帰を諦めていないバウアーにとっては最後のチャンスとなりそうだ。

 バウアーの5年ぶりとなる米球界復帰について米メディア「ファンサイテッド」は「トレバー・バウアーのMLB復帰はロングアイランド・ダックスで新たなどん底に落ちた」と冷ややかに報じ「ダックスにとっては金もうけの手段だ」とバッサリ。さらに「アトランティック・リーグは今やMLBにとって、ほとんど忘れ去られた存在であり、新たなルール(塁幅の拡大、ABSなど)をテストするための実験台の役割しか果たしていない」と指摘した。

 メジャー通算83勝のバウアーは昨季、2季ぶりにDeNAに復帰したが、21試合で4勝10敗、防御率4・51と振るわなかった。