第98回センバツ高校野球大会第8日(26日)第4試合は昨秋の明治神宮大会王者・九州国際大付(福岡)が専大松戸(千葉)に3―8で敗退。相手の強力打線に屈した。

「自分が抑えられなかったことが一番悔しい」。頬をつたう涙が光った。取って取られての競り合いが続く中、1点ビハインドの4回から「7番・右翼」で先発出場していた岩見輝晟(2年)がマウンドを託された。同点で迎えた5回に2四球から中前適時打を浴び1点を失うと、7回にも中軸の高貝(3年)、吉岡(3年)に連続安打を許しリードを広げられた。その後3―5で迎えた8回一死二、三塁のピンチから、吉田(2年)の走者一掃の本塁打で一挙に3点を失った。

 登板直後は死球こそ与えたものの後続3人をテンポよく封じ、続く5回の打撃では同点の右前適時打を放つ活躍で好調かと思われた。岩見は「緊張があった。多くの人から見られている時にストライクが全然入らなくなるのが課題として見つかった」と反省を口にし、「体を大きくして、球も速くして、当たり前にストライクを投げられるようにしたい」と夏を見据え必死に前を向いた。

 楠城監督は「中盤以降、相手の打線に捕まりながら、耐えるところで耐えていけなかった試合。北九州に帰って選手たちともう一度しっかり練習していきたい」と、再び聖地に戻ることを誓った。